マーケティングミックスのお話。
ジェローム・マッカーシーが1960年に提唱した分類「4P」が一番有名かな。
- Product(製品):製品ラインナップ、アフターサービス、品質、デザイン、ブランド名、パッケージ 等
- Price(価格):価格、割引、支払条件、信用取引 等
- Promotion(プロモーション):販売促進、広告、PR、ダイレクトマーケティング 等
- Place(流通):チャネル、流通範囲、店舗立地、品揃え、在庫 等
でも、こういった類のものは、後から絶対にいちゃもんや、追加をしてくる人がいるもの、、、
これらに、コトラーは、次の3つを加えた「7P」を提唱している。
- Physical evidence(物的証拠):証拠/証明 等
- Process(業務プロセス):CRM、販売プロセス 等
- People(人):従業員、人的サービス 等
まぁ、フレームワークなので、考えるときの”よりどころ”になればよいので、分け方とかは正直どうでもよいとも言える。
要はもれなく、網羅的に考えられるか、ということ。
でも、上の4つ、とか7つは、売り手側の視点で考えられている。
なので、これらを買い手側の視点で見直したのが、ロバート・ラウターボーンの「4C」となる。
- Customer value(顧客価値):<-> Product, Physical evidence
- Customer cost(顧客コスト):<-> Price, Process
- Convenience(利便性):<-> Place, Process
- Communication(コミュニケーション):<-> Promotion, People
4P, 7P との対照は、私が考えてみました。
同じ事象でも違う側面から考えると、違う解が見えてくることもあるので、「4Pでやるんだー!」とかにこだわらず、「4Cでも考えてみようかな」ぐらいの余裕を持って臨みたいものです。
以下は、参考にしているページです。